TOEICスコア・レベル・勉強法

執筆者：鈴木 拓（すずき たく）のプロフィール

個人英語教室(ネット版)のイングリッシュティーチャー。年以上にわたり、名様以上に英語指導。『日経WOMAN』『English Journal』等掲載。

昔は通信簿２（５段階、公立中学）、偏差値30と英語が苦手。1年でTOEIC 900点。TOEIC 990(満点)、英検１級（2次試験はほぼ満点）

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保育園、小学校低学年時代に英会話教室に行っていたのにもかかわらず、中学に入ったら英語が苦手になってしまい、中学は地元の公立中学で、しかも神奈川県の県一斉テストで成績が悪い中学校だったにもかかわらず、通信簿はずっと２（５段階）。高校に入ってからも英語は苦手で偏差値30を取りました。

「このままではいけない」と奮起したこともありましたが、質問をしても「え？　そんなこともわからないのか？　もうとりあえず覚えとけ」というようにバカにされたり、がんばって暗記しても、ちょっとでも違う問題になるとまったく解けず、結局英語はできるようになりませんでした。

しかし、暗記や感覚、日本語に訳して理解するのではなく、「英語を論理的に仕組みから理解し、英語は英語のまま理解する」という方針の先生と巡り会い、基礎からやり直したところ、英語がブロックのように見え、英語のまま理解できるようになり、どんどん英語ができるようになり、TOEIC初受験から１年で900点を達成。

そして、今では、TOEIC 990（満点）、英検１級を持っていますし、映画・海外ドラマ等も字幕なしで楽しめますし、洋書・英字新聞等も普通に読めます。また、毎週ネイティヴと問題なく日常会話・ティベートができる英会話力があります。

こういった経験から、インターネットの個人英語教室を立ち上げ、今までに年以上にわたり、名様以上に英語指導させていただきました。

受講生様は、「TOEIC 200点台だったのが、800点台に！」など、初心者が一気に上級者になられたり、「TOEIC 900点突破！」「英検１級合格！」など、超上級者になられた方が多くいらっしゃいます。

【伸び悩み注意!】TOEIC文法問題集・公式問題集を解きまくるのはおすすめですか? 初心者です

ご質問：TOEIC文法問題集・公式問題集を解きまくるのはおすすめですか? 初心者です

答え：TOEICの文法問題集・公式問題集を解きまくるのはおすすめしません。特に初心者の方はなおさらです。文法は「問題解く」ではなく、順番通りに理解しないと、全体が伸び悩みます。

本気で英語学習したい方にオススメ
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TOEICの問題集はどんどん解くが良い、勉強時間を費やし、大量に問題を解いた方が良いと思っている方は多いですが、それが効果がないこともよくあります。特に注意が必要なのは文法問題です。人にもよりますが、他の問題も同様です。（後述します）

TOEICの文法問題集・公式問題集、模試（模擬試験）は、当たり前ですが、ランダムで出題されます。品詞の問題も出れば、関係代名詞の問題も出ます。

そして、解きまくる人でわからない問題が出て来たら、その問題集の解説を読みます。その解説は簡潔なものばかりです。例えば、関係代名詞の問題でしたら、その解説は関係代名詞の知識もあるし、関係代名詞より簡単な知識は全て入っている前提で書かれています。

小説にたとえれば、全て小説を読み終わった人が対象の問題であり、「第15章で、ジャックがジェニーとのデートに遅れたけど、その理由はなんでしたか?」みたいな問題ばかり、解説ばかりなのです。

関係代名詞を第15章だとすると、TOEICの問題集は「第1章〜第15章の内容は全て頭に入っている前提」で作られています。

そのため、文法を一通り体系的に順番通りに学んだ人でないと解説の意味が理解できないのです。「後ろの文が不完全だから」「不定詞の目的語がないため」「この場合、whhereは不適切」こういった短い解説ではわからないのです。

「じゃあ、文法の参考書で調べればいいじゃないか。関係代名詞がわからないなら、関係代名詞の章を読めばいいじゃないか」と言うとそう上手くいかないのです。第14章まで読んだ人なら、第15章を読めば理解できます。ところが、第1〜14章を理解してない人は理解できない。

そのため、TOEICの文法問題集・公式問題集、模試（模擬試験）を解きまくっても、文法を体系的にすべて学んで理解している人でないと、解説がわからない。わからないと、「よくわからないけど、これが答えと覚えてしまおう！」と無理な暗記・テクニックに走ることになる。

でも、これだと、「似てるけど、ちょっと違う問題」が出ると、ちゃんと理解していないから太刀打ちできない。そうなると、TOEICのリーディングセクションが伸び悩み、伸びない、点数が上がらない、ということになってしまうのです。

それにそもとも、文法はパート５やパート６の文法問題のためだけに勉強するのではありません。文の意味を取るために勉強するのです。

The man considered to be one of the nicest guy in the world probably because of his well-known charity activities has been chosen the person of the year by the prominent magazine.

こちらの英文、全ての単語を辞書で調べてもすぐには意味が取れない人が多いのです。

なぜかというと、文法の力が不足していて、どれが主語で、どれが動詞か、どれがどれを修飾しているかがわからないから。わかっている人なら、The manが主語で、has been chosenが動詞で、consideredは「考えた」ではなく、「考えられている」で、The manを修飾。

そして、文全体も「おそらく彼の有名な慈善活動のために世界で最もいい人(男性)の1人と考えられている男が著名な雑誌によって、今年の人に選ばれた」という意味だと取れるのです。

このように文法は、文の意味を取るためにやること。文法問題が解けるようにだけやるものではない。パート１、パート２、パート３、パート４、パート５、パート６、パート７。すべてで必要。リスニングセクションでも必要なのです。特に問題が印刷されているパート３、４は。

このように、文の意味が取れるレベルでの文法力を身につけるためには、「文法問題が解ければいいや」ではなく、リーディングやリスニングにも応用できるレベルで【理解】しないといけないのです。

そのため、まだ文法を体系的に理解できていない人が問題集を解きまくるというのは、「前提知識がないから結局理解できない」「暗記やテクニックで済ますことになり理解できないので、リーディングやリスニングも応用できない」となり、全くおすすめできません。

解きまくりで効果があるのは、リスニング。特に文法と語彙の基盤ができている人。文法と語彙の２つができていれば、「読めば理解できる」状態になっています。なので、あとは音が聞き取れて、スピード対応できるようになるだけ。そのためには聞きまくりは効果的です。

・体系的に理解してないのに文法問題集を解きまくって暗記やテクニックで済まし、ちょっと違う問題だと解けない
・理解してないから、リスニングやリーディングに応用が利かない

これって通信簿2,偏差値30の時代の私がやってしまった間違いなのです。逆に文法を体系的に学んで理解することにより、1年でTOEIC 900点を達成できました。私の講座の受講生様も235点から935点に伸びるなど、多くの方が成果をあげてらっしゃいます。

まずは英文法を! TOEIC 990(満点)、英検１級、27,300名以上の経験から、英文法学習の参考書（講座）は↓が自信を持っておすすめです。

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通信簿が２で、英語が大嫌いだった私が１年でTOEIC 900を達成した原動力です。

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執筆者：鈴木 拓（すずき たく）のプロフィール

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そして、今では、TOEIC 990（満点）、英検１級を持っていますし、映画・海外ドラマ等も字幕なしで楽しめますし、洋書・英字新聞等も普通に読めます。また、毎週ネイティヴと問題なく日常会話・ティベートができる英会話力があります。

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